NOW ON AIR !

番組表
HOME ニュース

2024年07月19日 18時50分

民間施設として初のクーリングシェルターにイオンモール宮崎を指定 熱中症特別警戒アラートに備えて

19日も県内は暑くなりました。宮崎県日向市では37.9℃まで気温が上がり、各地で猛暑日となりました。

(秦萌記者)
「宮崎市のサンビーチ一ツ葉です。風は結構吹いていますが、それ以上に日差しが強く、立っているだけで汗が吹き出るほどの暑さです。」

19日午後の宮崎市。強い日差しが降り注ぎ、海水浴客の姿はまばらでした。

(男の子)
「暑い?」
「うん」
「海はどうでしたか」
「楽しかった。」

県内は高気圧に覆われて朝から晴れ、気温が上がりました。日中の最高気温は、日向市で37.9℃、宮崎市で35.8℃、高鍋町と宮崎空港で35.5℃など、17の観測地点のうち7つの地点で35℃以上の猛暑日となりました。

夏の甲子園宮崎県大会の会場は、朝から強い日差しが照り付け素振りをする選手からは飛び散る汗が。観客席でも日傘をさしての観戦です。

試合中はクーリングタイムが設けられ、熱中症対策に万全を期しながらの戦いとなっています。こうした中で、暑さへの対策も進んでいます。

(秦萌記者)
「イオンモール宮崎です。こちらにはクーリングシェルター指定箇所と書かれています。危険な暑さから身を守るため、暑い時には中に入って、廊下やいすなどで涼むことができます。」

宮崎市は今月10日、イオンモール宮崎をクーリングシェルターに指定しました。

クーリングシェルターは熱中症「特別」警戒アラートが発表された場合に一時的に暑さをしのぐため市民に開放される施設です。

イオンモール宮崎では、館内共用通路とそこに設置されている椅子を開放し、最大およそ1万6000人を受け入れられるということです。

(イオンモール宮崎 田川雄介 オペレーションマネージャー)
「熱中症はアラートが出ている時だけではなくて、日頃から暑い時やじめじめした時などに発生しがちなので、アラートに関わらず日頃から足を運んでいただいて、涼みながら、時にはお買い物をして頂けるとありがたいです。」

宮崎市では、これまで保健所や交流センターなど公共施設110カ所をクーリングシェルターとして指定していました。ただ、収容人数には限りがあり、休日は利用できないことから、今回、民間施設として初めてイオンモール宮崎が指定されました。

宮崎市は今後、民間施設のクーリングシェルター指定を増やす予定です。

7月19日(金)

7月18日(木)

7月17日(水)

7月16日(火)

Top