台風10号の影響で宮崎市で発生した突風について、気象台は現地調査の結果、竜巻と推定しました。

8月28日の夜遅く、宮崎市赤江から柏原で発生した突風について、気象台は現地調査の結果「竜巻と推定される」と発表しました。風速はおよそ65メートルと推定されます。

（秦萌記者）
「竜巻の被害が大きかった宮崎市恒久です。道の脇に家財道具や瓦礫が積み上げられています。この土日でやっとここまで作業が進んだということです。」

宮崎市恒久では、住宅の瓦や屋根が吹き飛ばされ室内が水浸しになるなど大きな被害が出ています。

（河埜章さん）
「水がどんどん来てましたよ。きのうくらいにやっと回復したかな」

住民は、親戚や友人などに手伝ってもらいながら後片付けに追われていました。

（河埜章さん）
「きのうもおとといもみんな来てくれて。皆さんが助けに来てくれているので、この人たちにどうやってお礼をしようかと思ってね」

1日は災害ゴミの特別収集も行われ、道路脇には、濡れた畳や割れた瓦などが出されていました。次回の収集は、9月7日土曜日の予定です。