宮崎県日之影町で生産が盛んな「栗」にも被害が出ました。

（ＪＡみやざき高千穂地区果樹振興会・栗部会　高見一行部会長）
「台風の風にあたって落下した栗ですね。残念ですけど、落ちた栗は商品価値ゼロに等しいからですね、どうしようもありません」

高見一行さんの栗園では、約50アールで栗を生産しています。
台風10号で、出荷時期が早い早生の品種を中心に、全体の2割から3割で栗が落下したり、枝が折れたりする被害がありました。

不作だった去年に比べて、今年は生育が良く期待していた中、被害にあいました。

（栗部会　高見一行部会長）
「9月いっぱい、台風などが来ないことを祈るばかりです」

ＪＡみやざき高千穂地区本部によりますと、日之影町を中心に被害がでていて、今年の出荷量は計画していた約80トンから60トンほどに減少しそうです。