4人が犠牲となった椎葉村の土砂災害から6日で4年です。
5日、遺族や建設業者が現場を訪れ、犠牲者を追悼しました。

4年前の9月6日、椎葉村で発生した土砂崩れでは、「相生組」社長の妻相生勝子さんと息子の泰孝さん、ベトナム人技能実習生の2人が犠牲となりました。

5日は、相生秀樹社長や日向地区建設業協会青年部のメンバーなどおよそ20人が現場を訪れ、花束や線香を供えて、祈りをささげました。

（相生組　相生秀樹社長）
「生きていたらと、つくづく思います」
「もう年ではありますけど、体が続く限り頑張っていきたい」

このあと、建設業の担い手確保に向け、泰孝さんが生前取り組んでいた効率のよい施工方法の確立について、青年部のメンバーなどが話し合いました。
参加者は、泰孝さんの遺志を引き継ぎ、建設業の魅力向上を目指したいと話していました。