台風10号の影響で県内では6つの市と町で突風の被害が出ています。
県内の住宅への被害は1000棟を超えました。
今は、片づけで精一杯という段階だと思います。
取材現場で耳にした被災者の困りごとをお伝えします。


宮崎市の突風の被災地で耳にするのが「家電は災害ごみとしては収集してもらえず処分にお金がかかる」というものです。
テレビ・冷蔵庫などは家電リサイクル法で郵便局でリサイクル券を購入し業者に収集してもらう必要があります。

宮崎市の場合被害にあった人は収集料金は無料ですが、リサイクル券の購入は必要で、被災者はそこまで手が回らず柔軟な対応を求める声が聞かれます。

また通りに面していない住宅や空き家のがれきの処理に自治会などで対応に苦慮しているケースも聞かれます。

宮崎市によりますと4日までの住宅被害の罹災証明書の申請は324件、車などの被災届け出証明書は252件となっています。

住宅被害が1000棟を超える中、申請は今後も増えるとみられ、宮崎市では被害の程度の確定を急いでいます。