未来を担う学生たちがビジネスのアイデアを競いました。
宮崎ビジネスプランコンテストの決勝戦が、宮崎市で開かれました。

このコンテストは宮崎県内の学生を対象に毎年開かれていて、5回目の今年は28組が応募、予選を勝ち抜いた8組が決勝戦に臨みました。

発想の斬新さや実現可能性などが審査のポイントで、学生たちは、介護の現場で介護が必要な人との意思疎通をより簡単にするシステムなどそれぞれの専攻分野や経験をもとにしたビジネスプランを発表しました。

（発表）
「介護の仕事を明確化することで、割り振り可能にします。いわば介護の仕事をウーバーイーツのように身近なものに変えたいと思う。」

（審査員）
「（宮崎の学生は）ピュアですよね、すごくピュアだなと感じます。困っている人を助けたい、社会問題に着目しているケースが多いように感じる。」

審査の結果、宮崎大学の4年生2人が発表した食べられるのにもかかわらず、市場価値のないギンカガミという魚をムニエルなどに加工して販売するプランが1位に輝きました。

（発表）
「（来年3月までに）加工のアイデアをつくり、水産試験場で実際に作ってみたい。そして4月からテストサービスを実践する予定。」

（優勝した宮崎大学工学部・星崎圭亮さん　農学部・林田幸大さん）
「（起業して）2人で社長になれたら面白い挑戦になるのではないか。」

優勝した2人には、賞金30万円が贈られました。