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2024年10月07日 18時41分

アカウミガメの卵のふ化調査 日南市教育委員会 

宮崎県日南市では、県の天然記念物に指定されているアカウミガメが今シーズンに産卵した卵のふ化率を調べる調査が行われました。

調査は日南市教育委員会の職員と保護観察員が行い、産卵場所を掘り起こして、ふ化した卵とふ化していない卵の数を確認しました。
きょうは2カ所でそれぞれ約100個の卵が見つかり、2割から3割がふ化しているのを確認しました。

(日南市教育委員会 佐藤智文副主幹)
「意外にふ化直前の所までいってる。卵も多くてふ化直前の卵がたくさんあるという事は何らかの原因で地上に上がってこれなかった。そのなんらかというのが台風なのか気温なのか因果関係は分からないですが、貴重なデータは取れたかなと思っています。」

日南市では、3年前から産卵した卵はふ化場に移さず、原則自然のままにしておく保護活動を行っています。
調査を行った風田・平山、梅ヶ浜海岸では、今年5月から7月までにアカウミガメの上陸が26回、24回の産卵が確認されていますが、8月末の台風による大波の影響で流されたとみられる卵もあったということです。

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