全日本合唱コンクールで日本一に輝いた宮崎県日南市の吾田小学校合唱部が、2024年12月1日、コンサートを開催し、大勢の観客を魅了しました。

2024年12月1日、宮崎県日南市で開かれた「応援ありがとうコンサート」
およそ700人の観客を前に歌声を披露したのは吾田小学校合唱部です。

吾田小合唱部は、3年生から6年生までの39人が所属。
たくさん遊び、歌い、学ぶ児童たちの歌声は、のびのびとした明るさが特徴です。
11月17日に福島県で開かれた全日本小学校合唱コンクールでは、九州支部代表として出場し、金賞を受賞。
さらに、第1位にあたる「福島県知事賞」に選ばれ、九州の小学校で初めて日本一の快挙を成し遂げました。

（児童）
「緊張します」

応援してくれた全ての人たちへの感謝の気持ちを込めて開催するコンサート。
児童たちは、嬉しさと緊張が入り混じった様子で、本番を迎えました。

「あ『明るく』　が『がんばり』　た『たのしもう』」
コンサートでは、合唱コンクールで発表した曲を披露。

課題曲の「一番はじめは」。
こちらは無伴奏のわらべうたで、日本語の美しさを表現するため、たくさんの練習を重ねてきました。

「一番はじめは」
指揮者の川島美哉教諭は、コロナ禍で合唱ができなかった時期に指導法を学び、3年前と2023年のコンクールでは全国2位。
そして、今回、悲願の日本一に導きました。

（観客）
「感動して涙がでました」
「久しぶりに感動しました。私たち（大人も）頑張ろう。」

応援への感謝を伝えるコンサート。
会場には、児童たちのまっすぐな歌声が響き渡り、訪れた観客に笑顔と感動を届けていました。