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2024年12月02日 18時47分

”非常に重要な役割”再認識 大雨被害のJR日南線・南郷~志布志で運行再開

10月の線状降水帯による大雨で土砂崩れなどの被害を受け運休が続いていた
JR日南線の南郷・志布志間は、復旧が終わり 2日の始発列車から通常の運行を再開しました。

串間駅には始発の列車を利用するおよそ30人の通学客たちが次々と訪れ
周辺自治体でつくるJR日南線 利用促進連絡協議会の
串間市の職員や駅員から運行再開を祝う「乗って残そう日南線!」と書かれた
カイロを受け取っていました。

JR日南線の南郷・志布志間は10月22日の線状降水帯による大雨で
土砂が線路をふさいだり線路の築堤などが崩れるなどして運休が続いていました。

運休中、バスによる代替輸送などで通学していた利用客にとっては
42日ぶりの運行再開となりました。

(高校生)
「嬉しいです」

(高校生)
「バスの時は大変だったので動いて嬉しいです」

(JR九州 宮崎支社 企画運輸課 片田 大士 課長)
「やはり地域の足 通学でご利用されている方々の足として非常に重要な役割りを果たしているなと改めて感じたところです」

一方で 日南線の油津・志布志間は乗客数の減少や赤字などが続いていて
JR九州は先週 県や沿線自治体などと
将来的な地域公共交通のあり方に関する議論を進める考えを示しています。

(高校生) 
「少ないけど利用をする人はいると思うから無くならないで欲しいです」
(利用客)
「できれば存続して欲しいですね鉄道は車とかもありますけども
最終的な乗り物として鉄道の方がいいんじゃないかと思います」
(高校生) 
「景色もきれいで観光資源としての役割りもあると思うのでずっと志布志まで残して欲しいと思います」

JR利用促進連絡協議会 会長の島田 俊光 串間市長は…

(JR利用促進連絡協議会の会長・串間市 島田 俊光市長)
「JRの存続してもらうためには我々も努力していかなくてはいけないと思いますので」
「今後はしっかりとJRと3市共同で日南市、串間市、志布志市としっかり話をしていかなくてはならないと思っています」

12月2日(月)

11月29日(金)

11月26日(火)

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