今年は、宮崎県内の経済界も変革の年となります。
企業のトップ、そして県民の皆さんに今年の抱負を聞きました。

宮崎市では6日、企業や行政のトップなどが集う賀詞交歓会が開かれ、およそ800人が出席。
今年の干支、へび年生まれの年男が並び、鏡割りで新しい年の幕開けを祝いました。
次の利上げの時期など金融政策への関心が高まる2025年です。

（宮崎商工会議所・米良充典会頭）
「不景気、バブルがはじけて30年。この間マイナス金利で生きてきた。経験したことがない、やったことがないことを自分がしなければならない。これがこれから先の日本のあり方という風に思っている。」

（早瀬純哉記者）
「2025年、物価の高止まりや世界経済の変化で先の見えない宮崎を、経済界のトップたちはどのように見ているのでしょうか。」

（宮崎日機装・中村干城社長）
「空飛ぶクルマの部品を供給することで、世界が円滑に進むという未来予想をしている。円高になっても円安になっても対応できるものづくりに注視していきたい。（宮崎の工場を）宮崎から日本、世界に向けて進んでいける基にしたい。」

（ＪＲ九州宮崎支社・吉村一喜支社長）
「去年も台風とか集中豪雨とか自然災害に苦労した年だったので、まずは安全な輸送をやっていきたいのと、今までお客様が少ない中でどう鉄道を維持していこうかということがメインでしたけど、いかにもっとお客様のためになるか、電車に乗りたいと思っていただいて、そのうえで私たちのダイヤも磨いていかなきゃいけないなと思っています。」

シーガイアは、6月にホテルをはじめ宿泊施設の名称を変更します。

（フェニックスリゾート・土橋裕樹取締役）
「シーガイアというブランドはこの世界に一つしかない。このシーガイアというブランドをさらに磨きあげて世の中に発信していく。今まさに計画を練っている最中でして、ファミリー層、3世代旅行も取り組んでいきたい。またそういった方々がさらに滞在中に楽しんでいただけるような施設ですとかコンテンツを開発していきたい。」

（宮崎オープンシティ推進協議会・米良充朝理事長）
「4月にＮＴＴビルのHAROWの中、一角をお借りしまして、宮崎オープンシティ推進協議会の本部を開設予定です。20代10代で起業を志している人もいると思うのでそういう方々に頼っていただきたいし、私たちも頼らせていただいてお互いに補完できる関係性をつなげていけるといいと思います。」