7月3日に公示される参議院議員選挙。
宮崎選挙区には4人が立候補を予定していて、物価高対策や消費税のあり方などを巡る論戦がスタートします。

現職で3期目を目指す自民党の長峯誠氏は、派閥の裏金問題で116万円のキックバックを受けていたことから逆風の中での選挙となりそうで、県内を地道に回り700以上の企業や団体からの推薦を受けるなど組織を固めています。

立憲民主党の新人で元県議会議員の山内佳菜子氏は、社会保障制度の充実を訴えるなど有権者との対話に力を入れています。
今回は国民民主、社民、共産は候補者を出さないことをきめ、7月3日は立憲民主党の野田佳彦代表が宮崎で第一声をあげます。

参政党新人の滋井邦晃氏は、支援団体がない中で有権者一人一人に地道に党の主張を伝えています。
宮崎市の中心部で街頭演説を続けており、「今ある政党に不満がある人の選択肢になりたい」と最低5万票を目標に掲げています。