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2025年07月10日 11時56分
「救急ひっ迫アラート」発令中 宮崎市長「本当に必要としている方々を迅速に搬送するため適正利用を」
熱中症などの搬送で救急車の出動が増える中、宮崎市は7月から「救急ひっ迫アラート」を発令し、救急車の適正利用を呼びかけています。
宮崎市では2024年、救急車の出動件数が過去最高の2万2785件を記録しました。
しかし、通報を受けて救急車が出動したものの「歯が痛い」「鼻血が出た」など病院への搬送に至らない「不搬送」と病院には搬送するが入院が必要ないとされる「軽症」が、全体の5割以上を占めました。
こうした中、夏場は特に熱中症による救急件数が多いなどとして、宮崎市消防局は7月1日から独自の「救急ひっ迫アラート」を発令、救えるはずの命を救うために救急車の適正利用を呼びかけています。
(宮崎市 清山知憲市長)
「本当に救急車を必要としている方々を迅速に搬送するために、市民の皆様の救急車の適正利用をお願いしたい」
今回の「救急ひっ迫アラート」は8月まで発令、インフルエンザが流行する12月と1月にも発令されます。