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2025年07月10日 18時20分

連日の猛暑 夏野菜への影響は? 水菜や小松菜は値上がり

猛暑の影響で野菜価格の高騰が懸念されています。
農林水産省は7月の野菜価格の見通しについて、急激な気温の変化の影響などでキュウリやナスなど夏野菜の価格が平年に比べ上昇する見込みだとしています。
宮崎県内でも影響は出ているのでしょうか。

(藤崎祐貴アナウンサー)
「こちらのスーパーの野菜売場を見てみますと、キュウリが一袋158円、ニンジンも一袋178円と、特に価格の高騰は見受けられません」

宮崎市にあるスーパーまつの恒久店。
水菜や小松菜など一部の葉物野菜の価格が50円~100円ほど上昇しているものの、目立った値上がりは見られませんでした。

(スーパーまつの青果部バイヤー 徳元隆さん)
「宮崎県は農業県ということもあって、全国で言われているほど値段はまだ上がっていない状況です。平野で作られていた野菜が高冷地で作られる野菜に変わっていくというところで量が減り、高い野菜も出始めているの現状です」

しかし、連日続く猛暑である影響が…

(スーパーまつの青果部バイヤー 徳元隆さん)
「高温障害によって野菜の品質があまり良いものの出回りが少なくて、傷むスピードが早いということに店では苦労しています。普段だと3、4日もっていたのが2日で傷んだりという野菜も見受けられます」

特にゴーヤやナス、オクラなどが傷みが早くなっていて、徳元さんは購入後はすぐに冷蔵庫に入れ、なるべく早く消費するようにしてほしいと話します。
また、今後の見通しについては…

(スーパーまつの青果部バイヤー 徳元隆さん)
「あまりにも雨が降らないとか高温が続いて全国的に暑いとなってくると、値段も安定しづらい状況が続くのかなと考えています」

徳元さんは、今後も暑さが続けば小ネギなどの価格が上昇するとみていて、またトマトの色づきにも影響が出るかもしれないと話しています。

7月11日(金)

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7月7日(月)

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