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2025年07月11日 18時20分

「選べる居場所」を 不登校の子供支援へ 宮崎に新ネットワーク発足 

宮崎県は、2023年度、県内の公立学校で「不登校」になった小学生が943人、中学生が1680人といずれも過去最多となりました。
こうした状況のなか、民間の支援の動きが広がっています。

(ドリームサポート 上水真琴代表)
「居場所を探している子供たち、お母さんたちはすごく増えている。なぜ(学校に)行けなくなったのか、子供もわからないし、もちろん親もわからない」

宮崎市の民間団体「ドリームサポート」が運営するフリースクールは、毎週火曜と木曜、不登校の小学生から高校生の受け入れを無料で行い、その親の相談にも乗っています。
立ち上げから約2年、延べ1000人以上が訪れてきましたが…

(ドリームサポート 上水真琴代表)
「一つの団体ではやっぱり抱えきれない問題がたくさんあって、例えば発達のこともそうだし家庭の事情もあるし、それをいっぺんに解決しようと思ったら、それはできない」

『スムーズに手厚い支援を届けたい』

去年11月、上水さんが代表となり県内22のフリースクールや、医療機関、就労支援を行う相談事業者などのネットワーク「そらちず」を発足しました。

(ドリームサポート 上水真琴代表)
「ゲームが大好きな子供はゲームを主体にしているフリースクールもあるし、外遊びを主体にしてるところもある、勉強を集中するフリースクールもある」
「子供もそれぞれ特徴があるように、フリースクールもそれぞれ特徴があって、その子に合った場所を選ぶことができればいいなと思っています」

また、13日日曜日には「そらちず」の主催による県内の通信制・定時制高校6校の合同説明会が宮崎市で開かれます。

(ドリームサポート 上水真琴代表)
「保護者から学校で県立や公立の高校の説明会はあるけれども、通信高校の情報がすごく少ないので、もっといろんな情報が知りたい、一遍に情報が知りたいっていうふうな要望が強かった」
「必ず自分の居場所はあると思うので、自分に少しでも合う学校を選んでもらったらいい」

県内の通信制・定時制高校6校の合同説明会&個別相談会は、13日午後1時から宮崎市中央公民館で開かれます。

7月11日(金)

7月10日(木)

7月9日(水)

7月8日(火)

7月7日(月)

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