和牛をはじめ、宮崎の食文化を理解したいと11月20日に宮崎を訪れた三つ星レストランのシェフがいます。
和牛と原木シイタケの生産現場を見て味を確かめました。

スペインから来たジョルディ・クルスさんです。
スペインバルセロナの三つ星レストランのエグゼクティブシェフです。
西都市にある有田牧畜産業の有田牛を食材に採用しています。

（ジョルディ・クルスさん）
「自分で味見をしなくいとわからないので宮崎に来ました。自分でシェフとしてチャレンジやってみたい。新しい誰も食べたことない料理を作りたい」

高千穂町の椎茸問屋杉本商店では、都城市の京料理だるまやが調理した有田牛のローストビーフを味わいました。
シイタケの粉がまぶされ素材のうまみを引き上げる調理がされています。
クルスさんは世界的には知られていない食材原木栽培の乾シイタケに興味を示していました。

（杉本商店　杉本和英社長）
「発信力のある人達が使って『これ本当においしい』という形で付加価値を付けながらいい市場を作っていければといいと思う」

スペインを代表するヨーロッパ最高峰のスターシェフと言われるクルスさん。
11月20日は焼酎、シイタケと宮崎の食材の生産現場を見て歩いていました。