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2024年09月05日 18時50分

小林市で贈収賄事件 加重収賄などの疑いで上下水道課の男を逮捕

行政への信頼を揺るがす事件が起きました。

小林市上下水道局の男が、架空の工事を発注し、知り合いの業者からおよそ20万円の賄賂を受け取ったとして、加重収賄などの疑いで逮捕されました。


逮捕されたのは、小林市の上下水道課主幹の長瀬賢太郎容疑者52歳と、水道設備工事などを行う小林市の菊水設備代表取締役の菊池健一郎容疑者47歳です。

長瀬容疑者は今年6月、架空の配水管修繕工事を発注することで合意した菊池容疑者からおよそ20万円の賄賂を受け取った、加重収賄などの疑いがもたれています。

菊池容疑者は賄賂を渡した贈賄の疑いなどで逮捕されました。

警察によりますと、2人は業務で知り合った関係で、長瀬容疑者は競争入札をせず自治体が特定の業者を選ぶ随意契約の発注や請負業者の選定を担当していたということです。

警察は、2人の認否を明らかにしていません。
贈収賄容疑での逮捕は県内では13年ぶりです。

職員の逮捕を受け、小林市の宮原義久市長は「市民の皆様の信頼を失墜させる事態を招き、深くお詫び申し上げます。警察の捜査に全面的に協力し、詳細がわかり次第厳正に対処します」とコメントしています。

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