3月14日は「ホワイトデー」です。ホワイトデーの贈りものといえば、クッキーなどのスイーツというイメージがありますが、宮崎名物の大福がホワイトデーとつながりがあることをご存知ですか。

（河合皓稀アナウンサー）
「お菓子の日高に来ています。たくさんお菓子がありますが、お菓子の日高といえばこちらのなんじゃこら大福。実は、ホワイトデーのお返しとして誕生したんです」

宮崎の名物「なんじゃこら大福」。クリームチーズとイチゴ、栗が入って、思わずほおばりたくなるこの大きな大福は、お菓子の日高の看板商品です。

その起源は…。

（お菓子の日高　浜田潤子さん）
「このなんじゃこら大福はちょうど38年前、ホワイトデーに合わせて大福祭りを企画しましたので、その時の一番の目玉、ホワイトデーに使ってもらいたいと最初作った大福です」

ホワイトデーは、なんじゃこら大福誕生の日。いまや宮崎を代表するお菓子となったこの大福は、ホワイトデーに贈ってほしいと誕生したものなんです。

発売して38年。店では、初めてのなんじゃこら大福誕生祭が行われていました。

（買い物客）
「仕事で県外から来ています。なんじゃこら大福やチーズ饅頭などおいしいですからね。もうずっとここのファンなんです。一番最初に食べたときは、『なんじゃこら』と言いましたよね。（Ｑ．ホワイトデーとのつながりは？）知らなかったですね。初めて聞きました」

なんじゃこら大福は、7店舗あるお菓子の日高で、かつては多い時には1日に3000個、いまも1日に1000個売れることがあるといいます。

（お菓子の日高　浜田潤子さん）
「宮崎の人に愛されてなんじゃこら大福を全国の甘党ファンに広めていって、今からも頑張っていきたい」