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美大を卒業したアキコは社内のポスター作りを任されている。絵が上手いアキコに、蛯原・猿渡副主任は肖像画を描いて欲しいと依頼する。仕事終わり、アキコの自宅で描くことなり蛯原も一緒に林家へ。居間に飾られた絵(アキコが美大で描いた絵)を見て“本物みたい”と褒めてくれたのだが、その言葉で思い出すのは過去の苦い思い出…。
4年前、アキコが大学で描いたリンゴの油絵の写真を両親に見せたときのこと。父・健一は写真に写るイスを指差し「ホントに本物そのままって感じに描けとるわあ」と凄く褒めてくれた。だがそれは油絵を立てかけた本物のイスのこと・・・話を聞いた蛯原は思わず「ギャグじゃなくて?」と聞き返す。噂をすると健一が会社から帰ってき、健一も一緒に蛯原の肖像画を描くことになったのだが…
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