「ママ　緊急事態！」

児童クラブに迎えに行くと

何やら泥っぽいものが入ったビニールを手に

まるで烏帽子のように

赤白帽を頭に半分載せて出てきたユッピー

すっかり慌てたご様子で

「アサガオが！」

どうやら　種から育てたアサガオが芽を出し、双葉を出したと・・・

「先生！アサガオに話しかけてきていいですか！」と

毎日　許可申請をして（笑）アサガオさんに「おはよう」を言いにいき、

水をあげて、愛でてきたユッピー

そんな愛しいアサガオの双葉を　みんな一つずつもらってきました

なんでも

「このままだと　おおきくなって　つるがからまって

ちょきんってしないといけなくなるから

みんなのおうちでそだてるの！」

だそうです

ジャックと豆の木の挿絵をもわもわっと想像している母に

間髪入れずに

「でもね！ユッピー　水を入れすぎて土が・・・」

みてみると　牛乳パックに入ったアサガオちゃんは

ユッピーの熱い思いにより注がれた大量の水で殆ど土が流され

すっかり丸裸・・・

「だから！植木鉢！」

そこから　親子で走りましたよ、ハンズマンへ・・・

車中でも

牛乳パックの中で水浸しになっているアサガオを抱えて

神妙な面持ちのユッピー

ハンズマンでお店の方に丁寧に教えてもらい

支柱まで挿してもらって　無事　アサガオ救出作戦大成功！

ユッピーに「話しかけながらお水あげてね　大きくなってくれるよ」と

教えてくださったハンズマンの方

本当にいい方でした・・・　ありがとうございました

幸せの木ですら　枯らしてしまうダメな母は本当に助かりました・・・

そして夕方

ベランダで涼しげな顔をして　もこもこの土のベッドで眠るアサガオに

「おやすみ」と　言いながら・・・

何回も水をやろうとするユッピーを制止するのに必死でした

そして　朝・・・

お寝坊ユッピーにかわって

私が子供用のジョーロを握っていたのは言うまでもありません・・・

「明日から頑張る」と言い放って　学校へ走っていきました（笑）

アサガオもユッピーも　元気が一番です