「初鰹とは？」

初鰹は太平洋側の全国で3月下旬～5月の間に水揚げされる鰹の事をいいます。

鰹は太平洋に生息する回遊魚で春になるとエサを求め黒潮に乗り、親潮にぶつかる三陸海岸まで北上します。
地域によって水揚げ時期が変わるので長い間日本各地で楽しむ事が出来ます。
それがおよそ300年間続いた食文化の理由だと思われます。

ここに水揚げされたばかりの初鰹のメニューがあるという。
それが・・・
焼っ切り
皮と身の間にうま味があると知っていた先代が焼いた方がうま味が出ると、焼いて切って出した事が始まりと言われています。

「たたきと焼っ切りの違い」

たたきは・・・鰹をあぶり、薬味とポン酢をのせ、たたいて味をなじませる。
焼っ切りは・・・まず、鰹を二枚に下ろします。

冷凍されることなく、その日の朝に水揚げされた逸品。
そして、あぶりに使われるのは「米藁」
火力で一気にうま味を閉じ込め、藁の風味を付ける。

その食べ方は・・・刺身だったら醤油をつけ、ワサビや生姜等の薬味を付けて食べる。
刺身にもなり、酢の物にもなる。
これが宮崎の焼っ切りだと思います。

■問い合わせ
宮崎市橘通西2丁目1-4
ふるさと料理 杉の子
TEL：0985-22-5798

続いては家庭で出来る初鰹おもてなしレシピをご紹介♪

春のおもてなしイタリアンをレッツクッキング♪♪♪

1.にんにくオイルを作ります。
2.鰹をソテーします。（ソテーする時は強火にします。）
3.冷蔵庫で粗熱を取り、さいの目に細かくカットします。
4.シンプルに塩胡椒とオリーブ油で味付けして置いておきます。
5.じゃがいもは鰹と同じ大きさのさいの目にカットして茹でる。
6.アボカドは塩胡椒してペースト状にします。

初カツオのトリコローレ
アボカドが初鰹をクリーミーにしてくれる
新じゃがのホクホク感が初鰹にベストマッチ♪

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