番組表
うまいの秘密
2016年02月08日
心温まるうどん特集(1月30日放送)
うどんは宮崎ソウルフードなのか、フェイスブック・SNSなどでアンケートをとらせていただいたのですが、桁違いの情報が送られてきました。その中で気になった「心温まるうどん」が宮崎市内にあるという情報を受け、調べてきました。
というわけで心が温かくなるうどんがあるという宮崎市大塚町の百姓うどんへ!
こちらが心温まるうどん「大将うどん」!これは一体!なんて大きさ!!
店員さん 「普通に食べにこられるお客様が一日に2、3人はおられますよ。」
興梠 「しかし、このうどん、なぜ心温まるんですか?」
店員さん 「百聞は一見にしかす!ぜひ食べてみてください!」
興梠 「食べてるけど、体は温かくなるけど、心が折れそう…笑」
それ一人で食べるから温まらないんですよ…
というわけで、その「大将うどん」より
さらに大きい「将軍うどん(※たぬき)」をスタジオにもって帰ってきましたー!
分かったんです!鍋のように家族みんなで取り分けて食べれば、心温まるうどんになるんですよね!宮崎のソウルフードだからこそ発想出来たこの「大将うどん」ぜひ食べてみてくださいね。
そしてもうひとつ。女性に大人気のうどん屋さんに行ってきました。
こちらも心温まります。
宮崎市清武町沓掛の交差点を南に曲がってすぐにありますうどん茶房「ふなや」になってきました。
女性や子どの連れに人気のあるうどん屋さんとして大人気です。
うどん茶房「ふなや」古民家を改築しゆっくりと時間が流れる空間を演出。
どこかなつかしい雰囲気で「のーんびりうどんランチ」を提供してくれます。
「ふなやランチ(松)」 1,290円(税込)
肉釜あげうどん+天ぷら盛合わせ+ばら寿司+本日の小鉢
キラキラの麺に粒々が見えますが、これは全粒粉が入っているからで香りを出しています。
そして気になるのが「つゆ」具がいっぱい入っています♪
麺はつるつるっとした喉越し!柔らかすぎず、でもコシがある絶妙な感じが素晴らしい!
宮崎の柔いうどんの文化に讃岐うどんの文化が合わさった、つるつるもちもちの麺です。
「たまに切れてませんよって言われるんですけど・・・違うんです。」
これは、うどんの香りを楽しんでいただくための工夫。わざと大きめに切ってるんです。
噛むと甘みと香りが感じられます!噛むと甘みと香りが感じられる麺は、福岡県と香川県の小麦粉をブレンドしています。
■麺の表情「背すじの美」
ふなやは、茹でたては当然のこと「切立て」を提供することを大事にしているのですが、切ってなるべく直ぐに窯に入れる事が理想!切り立てだと麺の表情が艶やかで背筋がのびた麺になるんです。
また脇役の素材にもこだわっています。
一晩、塩麹に漬けることでうま味と柔らかさを引き出しています。
■うどんと共に生きる
昭和52年に両親が「ふなや」を開業、うどん屋の息子として育ってこられたのですが、小さい頃は「うどん屋」と言われるのがきらいだったそう。少年時代から大きくなっても、うどん屋にプライドが持てず、一番したくない仕事だったとのこと。
しかし、父 隆憲さんが亡くなり、母親の真知子さんがお店をやめようと言ったことを「さみしい」と感じ、うどん屋を継ぐことを決意。その後は、うどんの本場 香川県に足を運び、多い時には5日間で40件も食べ歩いて勉強していたとか。
「今はうどんが大好きで、今はうどんで生きていく!うどんが天職だと思いながら生きています!」