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うまいの秘密
2016年07月04日
さっぱり麺特集(7月2日放送)
少しずつ暑い日が多くなってきました。ジメジメした日が続いていますよね~
そこで今回はもジメジメを吹き飛ばせ!もうすぐ夏本番!さっぱり麺特集!です。
まずは夏のさっぱり麺の王道の秘密を暴きます。
■サラン本店
宮崎市天満3丁目にやってきました。
夏の王道さっぱり麺と言えば!そう冷麺!
創業44年地産地消にこだわって宮崎牛や地頭鶏などを提供している本格派焼肉店。
その創業44年当時から作る変わらない冷麺がこちら!
美味しそうですね!見るからに老舗店が作る冷麺といった感じです。
早速いただいていいですか?
見ているだけで涼しくなりますよね。やはり夏の王道さっぱり麺ですね。
韓国で冷麺は冬の食べ物で、暖かく暖房の効いた部屋で食べるのが本当の食べ方だと言われています。
スープ・・・??あれ酸っぱくない!
本当の冷麺は酸っぱくはないんですよ。お好みで酢を入れていくのが本当の冷麺の食べ方なんですよ。
「地頭鶏のガラ」と「宮崎牛すじ肉」でダシ1時間半かけて取っています。
麺は黒麺といいまして、盛岡で創業当時から変わらない業者で作っていてもらっていて、麺はそば粉・小麦粉・でん粉を使用した独自の麺です。
麺は茹で上がったら余分なぬめりを揉み洗いし、氷で一度〆ています。
キムチも胡瓜も創業当時からのレシピで日本人にあった辛さにしています。
■一の茶屋
さて私がご紹介するさっぱり麺は国道10号線都農町川北にあります「一の茶屋」です。一体どんなさっぱり麺なんでしょうか?
え?うどんに柑橘系?
そして、これ?温かいうどんと思いきや・・・
はい、麺も出しも冷たい 「ひやひや」といいます。
皮の中に入ってるへべすのシャーベットを溶かして、まずスープから飲んでみてください。
普通は冷えた感じで食べるのでしたらざるうどんとして食べると美味しいと思いますが、当店のダシで食べるのでしたらこの形が一番美味しい食べ方だと思います。
ダシは通常のうどん屋さんで使用する鰹節・イリコ・昆布で出汁を取りますが、そこにちょっと言えないですが、ある物を入れるとイリコと鰹節の風味にエッジが立つようになります。
そしてこ綺麗なうどん麺!へべすを少し沈めて・・・いただきます!
これはすごいコシですね!そして後からへべすの風味とさっぱり感が麺を伝って口の中に入ってきました!これは美味しいです。
自分は香川で讃岐うどんの修行をしてきました。その時の使っていた粉と延岡の粉がとても相性がよかったのでのうどんで勝負しようと23の時に店をオープンしました。
へべすうどんは、これから迎える暑い時期に男性労働者がさっぱりとしたうどんで食欲を起こしてもらおうと考えていたのですが、なぜか女性の方が好んで食べることが多くなりました。
みんな興味本位で食べていたのですが、今ではこの時期になると、常連さんは2回に1回は「へべすうどん」を食べています。