番組表
児玉泰一郎
AI×TAI=ハピネスやった~の巻 2016年06月16日
6月10日は私にとって忘れられない一日となりました。
AIさんの宮崎コンサートにバックダンサーとして参加するこの日、緊張で早朝に目が覚めました。
休日返上で練習をしてきた成果を!二人三脚で指導をしてくれたMAKI先生に恩返しを!と気合いが入っていました。
こんなに気合いが入るのは高校総体以来だな、ムフフと思っていると、横に座る妻の鼻息が荒い…
「痛みが昨日までと違う」
臨月に入っていた妻がそう言います。
ただ予定日の10日前だったので内心まだだろうと思いつつ助産師さんに来てもらいました。
助産師さんが来て妻と話してものの5分。
助産師さんの口から出たのは
「今日産もうか!」 の一言。
「お昼マックにしようか!」ぐらいのトーンだったので一瞬唖然。
私 「…え?」
助産師さん 「だって赤ちゃんが出たいて言ってるよ!」
私 「…はぁ。」
エスパー的な助産師さんの発言に動揺しつつもまだ確定ではないということで母に来てもらい私は会場へ行くことに。
家を出る時に妻に「ハピネス頑張って!」と送り出されるも、私は「君もね…」の一言が精いっぱい。
頭の整理がつかないままコンサート会場入りし楽屋で練習を始めました。
前日まで頭のてっぺんからつま先までハピネス一色だった私に突然訪れた「キョウウモウカ」発言。
この言葉のおかげで数時間後あのAIさんと踊るというのに私はほとんど緊張していませんでした。
1人目の時は長時間に渡る出産だったので「きょう陣痛がきつくなって生まれるのは明日朝ぐらいかな~」と推測していると、
LINEがピコリン♪
「生まれそう」
生まれるんか~い!
リハーサル終了後私はすぐに病院へ!
到着するとそこにはお腹がへこんですっきりとした表情の妻
ということはとその横に目をやると…
生まれて間もない小さい小さい赤ちゃんが(*^。^*)
スーパー安産で母子ともに健康でした。
あのエスパー助産師さんすごいなと感謝しながら我が子をまぢまぢ見ていると
妻が「まさにハピネスやね」の一言。
本当に三谷幸喜もびっくりの神様の脚本です。
しばしの我が子との対面を終え再びコンサート会場へ。
ディレクターが「AIさんの歌を聴いている所を撮るから」と言うのでホールに行くとまさかの曲が「ママへ」
皆さん我が子が生まれた直後にAIさんの生歌の「ママへ」を間近で聴くことを想像してください。
涙腺崩壊です。
ディレクターも戸惑いながら撮影。(あまりの涙に放送ではカットされております)
そしていよいよ本番!ステージに上がった瞬間は緊張したのですが
AIさんとバックダンサーの皆さん、そして観客の皆さんに温かく見守っていただき、
ダンスが始まると楽しいという感情が芽生えてきました。
まさに喜びの舞、ハピネスでした。
あっという間にダンスは終わりステージ上でAIさんに出産を報告。
(ライブ前に報告しなかったのは、AIさんもママという立場。
ダンスはいいから奥さんの横にいてあげなさい!とおっしゃるかなと思いまして…
母子ともに健康でしたし妻も「次はあんたががんばって!」と言っていたので何としても踊りたいという気持ちがありました)
AIさんにダンスの後報告すると、やはり
「はよ、帰らんね!!」の第一声。そして「おめでとう!」という言葉。
さらにライブ後妻にサインをお願いすると妻へのねぎらいのメッセージも書いていただきました(^o^)
AIさんの歌が温かくて芯があってハートに響く理由がわかった気がしました!ありがとうございました!
そんなこんなでまさかのハピネスの日に家族にハピネスがやってくるという結末でTAIバックダンサーへの道を終えることができました!
MAKI先生体の堅いおじさんに優しく熱く教えてくれて本当にありがとうございました。
そしてシャムロックを教えていただいた後藤先生、一緒に模擬練習をしてくれたチクリンさん、
我が事のようにお世話し応援してくれた81さん、NOTSUさん、徹夜で編集してくれたTERAさん、MURA神くん
会場まで応援に来てくれたU-dokiクルーの皆さん本当にありがとうございました!