番組表
児玉泰一郎
譲渡会 2018年08月03日
先日、宮崎動物愛護センターで開催されている譲渡会ににゃん吉を連れ参加してきました。
保護団体の方が多いのかなと思っていたのですが
私のような一般の人たちもいてスムーズに参加できました。
会場で何をするかといいますとゲージに入ったにゃん吉の後ろに座り、
興味がある人が来るまでひたすら待つ。
一カ所にじっとしているのが苦手な私がほぼ白目になりかけていると
隣に座っていた女性が
「初めてですか?」
と話しかけてくださいました。
「初です!お宅は何回目ですか?」
と聞くと
「5回目です」
どうやら、野良猫が居座ってしまったので
可愛そうだから家で飼い、定期的に譲渡会に連れてくるのだそうです。
その後も会場にいらっしゃる方々と話していると、皆さん理由があって
・野良猫が倉庫や軒先でいつの間にか子猫を産んでいて保護した
・家の近くで段ボールに入った捨て猫を見つけ保護した
自分の家で飼いたいけど、似たような理由で保護した猫が数匹いるため
これ以上は飼えないということでした。
温かい人たちです。
入りやすい雰囲気もこういった方々が集まっているからなんだなと感じました。
皆さんが口々におっしゃるのが
「いいご縁があるといいですね~」という言葉。
会場での保護主の方は、来場者に対して「もらってください!」という押し付けるようなスタンスではなく
その子について会話をしたり、抱っこしてみますか?と話す程度。
冗談めかして
「もらい手が見つからなくて、結果長くいると情が湧くのよ~」とおっしゃいますが
一番の理由は引き取ってくれるなら誰でもいいわけではなく
この子を幸せにしてくれる人の所にいってほしいという思いなんだろうなと感じました。
だからこその「いいご縁があるといいですね」なのかなと。
動物の命、尊厳について考えることができた一日でした。
え?
にゃん吉ですか?
譲渡会の前日、ご馳走を食べさせ家族でお別れをしたにゃん吉ですか?
一緒に帰ってきました 笑
いいご縁がある日まで可愛がります。