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#〇〇がお伝えします!
2024年04月17日
滞在型観光施設へ 関之尾公園リニューアル(2024年04月16日放送)
「#〇〇がお伝えします」のコーナーです。
日本の滝100選に選ばれている関之尾滝などで知られる観光スポット、都城市の関之尾公園が4月27日にリニューアルオープン。
雄大な自然を存分に生かした滞在型の観光施設に生まれ変わります。
鹿児島と宮崎の県境にある都城市の関之尾公園。幅40メートル・高さ18メートルの関之尾滝や火山の噴火によってできた甌穴群など、雄大な自然が楽しめる人気の観光スポットです。
しかし...
- (都城市観光スポーツPR部 原口文代部長)
「観光客が来られてもあまり滞在時間が長くなくて、すぐに滝を見て帰ってしまうというのがこれまでの観光地としての関之尾でした。」
こうした課題を解決するため、都城市は総事業費約20億7000万円をかけ関之尾公園を整備しました。
- (都城市観光スポーツPR部 原口文代部長)
「少しでも滞在時間を長く、宿泊の目的で関之尾公園に来ていただくことを狙ってリニューアルしました。」
リニューアルオープンを前に15日、報道陣向けの内覧会が開かれました。
- (藤崎祐貴アナウンサー)
「新しく生まれ変わった関之尾公園。運営するのは大手アウトドアメーカーのスノーピークなんです。」
関之尾公園内にオープンする「スノーピーク都城キャンプフィールド」。
指定管理者としてデザインや運営を担当するのは大手アウトドアメーカーのスノーピークです。
スノーピークは高品質なキャンプ用品が支持され、「スノーピーカー」と呼ばれる熱狂的ファンもいる人気のメーカーで、直営のキャンプフィールドは全国で11番目、県内では初めてです。
- (SnowPeak都城キャンプフィールド 田中芳正店長)
「本当に自然豊かで景観もダイナミックで、こういった稀有な場所を有するキャンプフィールドは全国を見てもなかなかない場所だと思っています。自然と触れ合えるような施設を作りたい。ひいては全国に都城という場所自体が発信できる施設になればと思います。」
キャンプフィールドには、滝を眺めながらキャンプを満喫できる場所など合わせて100のテントサイトがあります。
温水を使用できる炊事棟や24時間利用可能なシャワールームなども備えられている他、キャンプに必要な道具一式の貸し出しを受けることもできます。
また、アウトドア初心者でも安心して楽しめる2階建てのコテージも設置されています。
中に入ってみると...
子供連れでものんびりくつろげそうです。
そして、こんなものも...
隈研吾さんとスノーピークが共同開発したモバイルハウス「住箱」。
シンプルな造りの室内に大きな窓、より自然との距離を近く感じられる造りになっています。
公園内には、県内初出店となるスノーピークの直営店や都城のお肉を使ったレストラン、素材にこだわったドーナツが魅力のカフェもあり、宿泊者以外も食事や買い物を楽しむことができます。
- (都城市観光スポーツPR部 原口文代部長)
「都城市民の皆さんには誇れる場所として、また癒やされる場所として来ていただきたいですし、市外からはここを都城に来る目的地として来ていただけるような場所になってほしいと思っています。」
自然を生かしたおしゃれな空間に生まれ変わった関之尾公園、都城市では年間約19万人の来場を見込んでいます。