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2024年10月10日
今シーズンも暖冬傾向 各業界への影響は(2024年10月09日放送)
#〇〇がお伝えしますのコーナーです。
気象情報会社のウェザーニューズによりますと今シーズンも暖冬傾向で、例年よりも季節の歩みがゆっくりになりそうだということです。
ウェザーニューズが発表した来年2月までの秋冬の天気傾向によると、九州を含む西日本は10月は日中暑さを感じる日もありますが、11月になると寒気が流れ込み季節が一気に進む可能性があるということです。
シーズンを通しては暖冬傾向となる見込みです。
こうした中、県内では今月に入っても暑い日が続いていて、各方面に影響が出ています。
- (瀬良有里奈キャスター)
「季節商品の売れ行きについて衣料品にもすでに影響が出ています」
約1万着の衣料品を取り扱うリサイクルショップキングファミリーでは、例年、8月のお盆過ぎから秋物を店頭に並べていますが...
- (リサイクルショップキングファミリー 矢野洋一社長)
「(今年は)遅いですね通常だと暖冬と言ってもお盆明けになるとある程度動くんですそれが全く動かなくて 9月下旬、30℃を切ったぐらいから(秋物は)動き出しましたね」 - (買い物客)
「秋物の購入は(今シーズン)初めてです」
「秋はもうないんですかね」
「もう10月ですもんね」
「(秋物を)選ぶのはだいぶ遅くなりました」
また、来週からは冬物もおく予定ですが、売れ行きを懸念しています。
一方、飲食店では...
「客足があまり途切れないということで良い面もあります」
こう話すのはLinkコメンテーターで、宮崎市内で飲食店6店舗を展開するコンフォートダイナーの竹井倫世さんです。
暖冬はお客さんが外に出やすくなるとポジティブに受け止めながらも、コスト面での不安があると言います。
- (コンフォートダイナー 竹井倫世さん)
「宮崎はいったん涼しくなるとエアコンを全くつけない時期がしばらくあるそこで電気代がある程度節約できるんですが、今年はずっとエアコンを付けっぱなしという状況です」
また、ここ数年は気候の影響で野菜や魚などの旬も変わってきていて、季節感のあるメニューを展開することが難しくなっています。
- (コンフォートダイナー 竹井倫世さん)
「寒くならないと熱い料理が出ない傾向なので鍋料理はまだいつからにするか検討中です」
暖冬傾向の中で変化する消費者ニーズをどうとらえるか・・。各業界では対応に苦慮しています。
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