森が持つ癒しを心身の健康作りに活かす「森林セラピー」。
その効果を体験するため、宮崎県北部の日之影町を訪ねた。

　町内の約92％が森林で「ほとんど山しかない」といった所だが、
「豊かな緑」と「清流」が四季折々の「癒しの世界」を楽しませてくれる。

　この地域は、平成18年に全国初の「森林セラピー基地」に認定され、
観光と健康を組み合わせた「ヘルスツーリズム」を推進している。

　「森を歩くウォーキングコース」には、初心者～中級者向けの５つのコースがある。
また、地域の自然と文化を熟知した森の案内人、
「セラピーガイド」に案内してもらう事も出来る。（有償）

　今回は、距離２．５Kmの初心者コース「石垣の村　トロッコ道」を散策した。
日之影キャンプ村をスタート、森林の香り、空気、小鳥のさえずり、せせらぎを聞きながら
途中、自然が形成した「洞穴」を見学したり、川原で呼吸法を体験したり・・・。

　約1時間かけてウォーキングを楽しみ、石垣の村「戸川」に到着。
そこで待っていたのは、地元の特産を使った健康郷土食「セラピーランチ」だった。
「こんにゃくの刺身」「やまめの塩焼き」「ダゴ汁」などなど、これが実に旨かった！

　森林セラピーのおかげで　普段のストレスもどこかに吹き飛んでいった。
心が疲れたら「森林セラピー」に出掛けてみませんか？
ストレスが吹き飛ぶこと、間違いなしです！