連日、猛烈な暑さが続く今年の夏。
宮崎県内では、37度や38度という　信じられないような最高気温を記録している。

　「猛暑」「酷暑」「異常な暑さ」など、全国一の最高気温を観測したとして
ニュースに登場することも　しばしば。
「立秋」も過ぎ、そろそろ秋の気配を感じたいところだ・・・。

　先日、涼しさを求めて　県の西部、小林市に出かけた。
小林市は、県内有数の「梨・ぶどう」の産地でもあり、
7月下旬～10月にかけて、梨狩りやぶどう狩りが楽しめる。

　ほぼ一年ぶりに訪ねた　種子田地区にある「岩下果樹園」。
広い園内には、たわわに実ったぶどうや梨がズラリ。

　ピオーネ、ゴルビーなど、数種類のブドウが「食べてちょうだい！！」と
言わんばかりに実っていた！

　今年は、高温少雨で　例年に比べて苦労が多かったようだが、
さすがベテラン農家だ、甘さ、見栄え、美味しさ　共に最高の状態に仕上げていた。

　夜も気温が下がらない熱帯夜。日照り続きに加えて水不足。
そうした厳しい条件の下で丹精込めて育てた「秋の実り」は、格別に美味しい！！

　まさに、猛暑の中で味わった「秋の気配」であった。
大地に感謝、自然に感謝、そして　農家に感謝である・・・。