私の趣味の一つに「古い物の修理」がある。

先日、ドライブの途中、愛車のカーナビに不具合を見つけた。

目的地の電話番号を入力するのだが、
「３」を入力すると「６」と認識され、
「６」を入力すると「９」と認識されてしまう。
　　　　　　どうやら、タッチパネルに「ズレ」があるようだ。

早速、ディーラーに出掛け相談をしたところ、
　　　　　修理には、最低でも4〜5万円かかるという。

何かいい方法はないものか？　色々調べているうちに
「タッチパネル」の交換ぐらいなら自分でも出来そうな気がしてきた。

「精密機器だから専門業者に任せた方がいいよ！」
という友人の忠告を無視して、
無謀にも自分で修理するという大胆な行動に出た。

交換方法をしらべ部品を取り寄せた。
約1時間の作業で無事にタッチパネルを
新品に交換した。

あとは、コントロール部分を本体に
取り付けるだけだ。

幅　約３０ミリ、厚さ約３ミリ、
本体とコントローラーを繋ぐコネクターに配線を差し込んだ瞬間、
「ポキッ」という微かな音がした。

その瞬間に、コントローラー部分と本体とが繋がらなくなってしまった。
さっきまで　地図と現在位置を教えてくれた画面には
　　　　　　　　　　　　　　　何も映らなくなってしまった。

やはり専門家に任せるべきであった。
「後悔　先に立たず」・・・。

結果的に、
高い授業料を払う破目になったが、
充実、かつ集中した数時間であった。

愛車は、現在、オーディオレス状態。

ラジオもTVも、ステレオもない。

ドライブがこんなに静かだとは
今まで気が付かなかった。

これも「怪我の功名」かも・・・。

暫くは「静かなドライブ」を楽しむことにしよう。

それにしても、「餅は餅屋に！」が　身に染みた休日であった。