あんなに暑かった夏も過ぎ朝晩ひんやりとした空気に包まれるようなった。

爽やかな乾いた風と秋の香りが食欲をそそる季節。

「天高く馬肥ゆる秋」・・・。

そこで、美味しいものを求めて出かけることに・・・。

連休ではあるものの、新型コロナの感染リスクも考え、

遠出は控えて近場で美味しい物を探すことにした。

宮崎県小林市種子田地区にある馴染みの果樹園に出掛けた。

先日の台風10号の被害を心配しながら訪ねてみると、

強風によってトラック1台分の梨が落ちてしまったというが、

それも想定内で被害は比較的少なかったという。

自然相手の仕事、収穫と台風の時期が重なるのはやむを得ないが、

被害が少なくほっと胸を撫で下ろした。

梨、ブドウともに今年の出来は上々！とのこと。

甘さと酸味のバランスも良く、果汁たっぷり！

思わず顔がほころぶ・・・・。

例年なら「ブドウ狩り、梨狩り」で賑わうのだが、

今年は少し様子が違う。圧倒的に地方への発送が多いという。

コロナの影響で帰省出来なかった子供や孫に送る人が多いらしい。

たわわに実った果物が「ふるさとの味」として県外に住む孫たちに届く。

生産者親子が丹精込めて作った梨とブドウ。

その甘さとみずみずしさに　作る人、送る人の愛を感じた・・・。