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番組表

2025年04月23日 18時50分
「熱中症警戒アラート」運用開始 向こう3ヵ月の宮崎県内の暑さは?
23日、宮崎市内は曇っていてむしむしと嫌な暑さでしたね…
今後さらに暑さが本格化していきますが、23日から「熱中症警戒アラート」の運用が始まりました。暑さに体が慣れていないいまの時期こそ注意が必要です。
熱中症警戒アラートは、熱中症によって健康への被害が生じるおそれがある場合に気象庁と環境省が前日の午後5時ごろと当日の午前5時ごろに共同で発表します。今年の運用期間は、23日から10月22日までです。
記録的な暑さとなった去年、県内では、熱中症警戒アラートが50回発表されました。また、消防庁のまとめによりますと、去年5月から9月までに県内では、熱中症で救急搬送された人が1159人、うち2人が亡くなっています。
ここからは、向こう3カ月の暑さについて古山さんに解説してもらいます。
22日、気象庁は5月から7月までの3カ月予報を発表しました。5月は気温が平年並みだが、6月と7月は平年よりも高い予想です。
6月と7月の最高気温の、宮崎市の平年値が、それぞれ26.7℃、31.3℃なので、それよりも高いとなると6月でも真夏日が増えて、7月は去年と同様、猛暑日が多くなるかもしれません。
気象庁は、去年ほどの暑さにはならないと伝えていますが、去年が異常で、統計史上一番の暑さだったので安心はできません。