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2024年06月11日 18時49分

「命を守るには」大地震・津波を想定 延岡市で医療的ケア児の避難訓練

医療的なケアが必要な幼児を対象とした津波の避難訓練が延岡市で行われました。

訓練に参加したのは、延岡市に住む松下凛夢さん(4)と母親の香代さんです。
松下さんは生まれつき脳性まひやてんかんがあり、お腹に管を通して栄養を摂取したり、たんを吸引したりすることが必要です。

11日は震度6強の揺れが起き大津波警報が発表された想定で、日頃利用している訪問看護ステーションの看護師2人と避難訓練を行いました。
松下さんたちはまず、指定緊急避難場所となっている市営住宅まで避難。医療機器などが入ったスーツケースを看護師が運びましたが、重さが10キロ以上あり階段で運ぶことができませんでした。

このあと医療機器の電源を確保するため、延岡市役所に移動する流れを確認しました。
(松下香代さん)
「あの荷物を考えると希望よりも不安が…だって(日頃は)私一人ですし…」

今回の訓練でわかった課題を踏まえ、訪問看護ステーションの看護師と香代さんは、避難の際に必要なものをさらに絞り込むことにしています。

(松下香代さん)
「やっぱり逃げなきゃって、命が大事だなって、あきらめちゃいかん、何とかなるよって思うし、他の医療児のお母さんにも同じことが言いたいです。」

(訪問看護ステーション陽のひかり 日野亮司代表)
「そういう医療機器を持って行かなくて、いち早く逃げることができるそういったところが、とにかく命を救う第一歩としては必要と感じます。」

災害時の医療的ケア児の安全確保が課題となる中、訓練を視察した延岡市は個別避難計画の作成を促進することで、自力での避難が難しい人たちのニーズの把握につなげたいとしています。

6月13日(木)

6月10日(月)

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