新型コロナ対策で行われた雇用関係助成金約2200万円を不正に受給したとして、宮崎労働局は都城市の飲食店に対し助成金の返還を命じ会社名を公表しました。

宮崎労働局によりますと、雇用関係助成金を不正受給したのは都城市乙房町の飲食店「ＣＨＡＬＬＥＮＧＥＲ」です。
この飲食店では、従業員が休みをとっていないのに「休業した」とする虚偽の申請書類を作成し、雇用調整助成金と緊急雇用安定助成金、計約2213万円を不正に受け取っていました。
このため、宮崎労働局は6月10日に助成金の返還を命じるとともに、先週金曜日に社名を公表しました。

新型コロナ対策に伴う雇用調整助成金などの宮崎県内での不正受給は18件となりました。