地域医療の充実や観光振興など県政運営の指標となるアクションプランの昨年度の達成率は36％でした。

９日の県総合計画審議会では昨年度策定された県政運営の指標、アクションプランの進捗状況が説明されました。

県は経済や観光、医療など73の指標で、2026年度までの年度ごとの目標値を定めていて、昨年度の達成率は約36％でした。
外国人を含む観光入込客数は延べ1357万人と昨年度は目標値を上回ったもののコロナ禍前の水準に戻っていません。

地域医療の指標では県立を除く20の公立医療機関で常勤医師の充足率は69．1％。県内の看護職員数は2万77人でいずれも目標値を達成できていません。

県は目標の達成が進んでいない、人口減少対策や教育などの分野でも取り組みを強化したいとしています。