県内では、多くの子供たちが夏休みに入りました。宮崎大学では、学生や職員が子供たちの宿題を手助けする取り組みが行われています。

（瀬良有里奈アナウンサー）
「長いようであっという間の夏休み！そんな子供たちの強い味方が宿題バスターズです」

宮崎市の若草通りにある「宮崎大学まちなかキャンパス」。

宮崎大学では、6年前から子供たちに夏休みを有意義に過ごしてもらおうと、学生や職員が宿題の手助けを行っています。

23日は、朝から児童16人がキャンパスを訪れ、学生に教わりながら、算数や国語の宿題に取り組みました。

（小学5年生）
「一緒に旅行に行く予定もあるし、宿題を早く終わらせようと思って来ました」

（小学6年生）
「分かりやすく、どういうところがどうやって求められるか教えてくれました」

（宮崎大学　河野秀貴地域連携係長）
「県内にどういった大学があるかなど、大学を知ってもらう機会が小学生には少ないので、この機会を通して大学のことを知ってもらえたらと思います」

この取り組みは25日まで行われ、利用する際には事前の予約が必要になっています。

まちなかキャンパスでは、定期的に公開講座を開くなど、宮崎大学での研究を街の人に知ってもらう活動を行っています。

この「宿題バスターズ」には、子供たちに宮崎大学をＰＲする狙いもあります。