都城市の霧島酒造は、コーヒーチェーン店を全国展開するスターバックスと共同で、カフェや植物園などを併設した施設を建設すると発表しました。
今年の秋に着工し、2026年春のオープンを目指しています。

（又川岳人記者）
「霧島酒造とスターバックスの初のコラボ施設。建設されるのは、沖水川と霧島連山を望む都城市の霧島酒造本社です。」

新たな施設は、都城市にある霧島酒造の本社工場北側に建設。
霧島酒造の直営ショップや亜熱帯をイメージした植物園、スターバックスのカフェなどが入り、都城の豊かな自然のもと買い物や飲食を楽しめる憩いの場になる予定です。

また施設の電力は、焼酎粕や芋くずから生成したバイオガス由来の再生可能エネルギー「サツマイモ発電」でまかなわれます。
こうしたコラボレーション施設を建設するのは、両社とも初めてだということです。

（霧島酒造ＮＳプロダクト課　井手政哉課長）
「地元宮崎、都城の皆さまに新たな憩いの場をお届けできることをうれしく思っています。今後、スターバックスと一緒に様々なコラボレーション活動を予定しているので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。」

この施設は今年の秋に着工し、2026年春のオープンを目指しています。