夏の甲子園宮崎大会は26日決勝戦が行われます。
宮崎商業対富島の県立高校同士の対決。決勝を前に両チームの戦力を分析、見どころを紹介します。

3年ぶり6回目の夏の甲子園出場を目指す第3シード・宮崎商業。
ここまでの4試合接戦をものにして勝ち上がってきました。
チーム打率は2割6分1厘と決して高くはないものの、プロ注目の大型ショート・中村を中心に勝負強いバッティングで少ないチャンスをものにします。

投手陣は盤石！チーム防御率1．00。
技巧派のエース小野と力のあるボールを投げる上山・中村の継投で試合を作ります。
決勝に向けては・・
（谷口真主将）
「富島は左打者が多くて足を絡めてくる攻撃が増えてくるので、自分たちは右投手が中心なので自分がリードして０点に抑えながら、攻撃にリズムを作りるように自分たちの野球ができるように頑張ります。」
（橋口光朗監督）
「勢いのあるチームで秋も県選手権も試合をして1勝1敗なので、絶対負けられない戦いです。」

対するは、2年ぶり3回目の夏の甲子園を目指す第8シード富島高校。
ここまで4試合すべて先制、相手に一度もリードを許すことなく勝ち上がってきました。

打線は1番から9番まで切れ目がなく、チーム打率は3割超えます。
特にクリーンナップを打つ3番・高橋と5番・寺原は打率5割を超えています。
またチーム盗塁数が4試合で16個。機動力を生かした攻撃を仕掛けます。

投手陣は、チェンジアップとカーブが持ち味のエース柳田が防御率1．57と安定。
リリーフには神田、加藤が控えています。
決勝戦に向けては・・

（寺原要人主将）
「宮崎商業には県選手権で負けていて、投手陣もいいしバッティングもいいチームなので、競るゲームになると思います。1点差で勝ち切るゲームをしたい。」

（浜田登監督）
「宮商ナインは選手個々の力は素晴らしいものがあるので、富島が掲げてきた一戦必勝をしっかり目標にもって総力戦で戦います。」

甲子園出場をかけた決勝戦は26日午前10時プレーボールです。