NOW ON AIR !

番組表
HOME ニュース

2024年07月30日 18時48分

「容姿を平気で馬鹿にする…」西臼杵消防本部 数年前からパワハラ横行か

西臼杵広域行政事務組合消防本部でのパワハラ問題に関するニュースです。西臼杵消防本部の複数の職員や退職者が、3年前にもパワハラの被害を訴えていたことが分かりました。

こちらは、UMKが入手した3年前に西臼杵消防本部の職員や退職者12人がまとめたハラスメント被害を訴える意見書です。

その中には、「訓練中、頭を叩かれたり尻を蹴られていた。他の職員がやられているのも見かけたが意見すると、暴言や暴力がひどくなる為、なにも言えなかった」、「他の職員の妻や彼女の容姿をブスなどと平気で馬鹿にする」などと書かれていました。

意見書はA4用紙13枚にも及びます。

意見書を書いた元職員の1人によると、文書は消防長などに提出しましたが、その後もパワハラは続き、今年7月までに20代から40代の6人が退職したということです。

西臼杵消防本部を巡っては、部下へのパワハラを理由に、7月4日付けで、40代の消防司令補が停職1か月の懲戒処分を受けました。

また、西臼杵消防本部によりますと、去年の夏に行ったハラスメントに関するアンケートでは、13人が「ハラスメントを受けた」と回答したということです。

その内容のほとんどが、「パワーハラスメント」でした。

アンケートの結果について、西臼杵広域行政事務組合の管理者である高千穂町の甲斐宗之町長は、「過去のハラスメントに関しても心の傷を引きずっている職員がいることも明確に把握した。百条委員会の設置をして、調査結果に対して適切な対応をとり、若い世代に選ばれる職場環境を目指していきたい」とコメントしています。

7月29日(月)

7月26日(金)

7月25日(木)

Top