北部九州インターハイのテニス男子シングルスで、高校2冠をめざす佐土原高校の浅田紘輔選手が4回戦に臨みました。

ベスト8をかけた4回戦は5日夜行われ、今年春の全国選抜王者の浅田は地元・大分の選手と対戦。前の試合で2時間以上に渡る接戦を演じ疲労が残る中、持ち前の粘りのテニスを展開します。

しかし最後まで相手の勢いを止められずまさかの4回戦敗退、ベスト8進出はなりませんでした。

（佐土原高校　浅田紘輔選手）
「実力不足かなと思います。しっかりダブルスに切り替えて、ダブルスで優勝できるように準備していこうと思います。」

（藤崎祐貴アナ）
「団体、シングルスと日本一を逃し迎えた最後のダブルス。悲願の日本一に向け、選手たちの情熱がほとばしります。」

6日から始まった男子ダブルス。去年のインターハイ、大岐優斗選手とペアを組み準優勝を経験した浅田は、宮里との同級生コンビで日本一に挑みます。

秋田県のペアとの対戦となった1回戦、序盤から息の合ったプレーで得点を重ねます。
最後まで試合を優位に進めた浅田・宮里ペアは8ー0で完勝。幸先の良いスタートを切りました。

（浅田紘輔選手）
「最後まで集中力を切らさずしっかり完封することができたのでとても良かったと思います」

（宮里琉星選手）
「最後は優勝して終われるように頑張っていきたいと思います」

続く2回戦も強烈なショットで相手を圧倒した2人、3回戦進出を決めました。