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2024年08月14日 18時44分

ヘルパンギーナ・RSウイルス感染症・手足口病 乳幼児の感染増加

宮崎県内でRSウイルス感染症やヘルパンギーナの感染者が増えています。乳幼児の感染者が7割から8割を占めています。

県内36の小児科の定点医療機関によると、RSウイルス感染症の定点あたりの報告数は5.4人で、前の週より増加しました。地域別では、綾町・国富町が多くなっています。

また、ヘルパンギーナの報告数は4.8人で、流行警報レベルの6に迫っています。日南保健所管内での報告が多くなっています。

また、手足口病も依然として流行しています。

(たかむら小児クリニック 高村一志院長)
「コロナ禍で感染がなかったので抗体を持っていない子供たちが多い。皆さん距離が近くなって接触する機会が多くなった。それで一挙に増えている状態があると思います」

ヘルパンギーナと手足口病は、症状が改善したあとも2週間から4週間にわたって便などからウイルスが排泄されることがあり、高村院長は、保育施設内での感染を完全に防ぐことは難しいと言います。

(たかむら小児クリニック 高村一志院長)
「ヘルパンギーナと手足口病は夏のウイルスなんですよね。夏が進んで秋に向かっていくと、自然と収束すると思います」

予防方法は。

(たかむら小児クリニック 高村一志院長)
「基本的に感染症は手洗いなんですよね。おむつを替えるたびにお母さんや保育士さんの手につきますので、何かするたびに手洗いをすることで、感染は抑制できると思います」

高村院長は、症状が出た時は慌てずに医療機関を受診してほしいとしています。

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