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2024年08月27日 18時40分

危険も潜む子どものSNS利用 親子で一緒に学ぶ

危険も潜む子どものSNS利用についてお伝えします。

去年SNSがきっかけとなって子供たちが被害者となった警察庁のデータです。
全国では1665人、中学生と高校生が約9割を占め、小学生も1割ほどが被害にあっています。
SNSは魅力がある一方で、犯罪被害にあう子供たちもいるという現状があります。
こうした現状を踏まえ、一人の子育て中のママがある活動をしています。

今月、宮崎市で開かれた「親子で一緒に学ぶSNSの正しい使い方」講座。
講師は、宮崎市のITスキル子育てナビゲーターの中島晴美さんです。

(中島晴美さん)
「デジタルのメリットは可能性を広げてくれることだと思う」
「それを考えたときに、禁止禁止はよくないなと。正しく使えるように、知識をもって訓練するほうが子供たちにとってはいいなと思いました」

講座では、SNSには、友達とつながり楽しい情報を共有できるなどメリットがある一方で、知らない人ともつながる恐れや取り消すことが難しいことなどを説明しました。

また、クイズでは、大人も気づかされるような内容も・・。

質問「SNSでコメントを送るときどのような言葉を使いますか」
答「やさしい言葉」
 「顔を見て話したらいいけど、見えないと傷つく人がいるかもしれない」
 「悲しい気持ちの時に見ると悲しくなることも。だから、優しい言葉を選びましょう」

この他、個人情報の投稿やSNSを介してのいじめや性犯罪などが起きていることも伝えられました。

(参加した子供)
「インスタにあげても、知らない人が見ているかもしれないから、そこも気を付けたいと思います。」

(参加した保護者)
「子供たちが楽しそうだったので、親子で参加してよかったです。」
「便利だけど、リスクはあることをインプットしながら、子供たちが危なくないようにSNSを活用していきたいです」

(中島晴美さん)
「会話ができる環境が大事で、絶対だめだよというよりは やってもいいけど、こういうところに気をつけようね」という声かけをしていれば、お子さんも話しかけやすくて、SNSを共通の話題にしておくといいのかなと思います。」

中島さんは、今後も親子で学ぶ大切さを発信し続けていきたいとしています。

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