宮崎市の清山市長は突風による住宅への被害が市内で750棟に上ることを明らかにしました。

（宮崎市　清山知憲市長）
「本市として、今後は復旧、被災者支援に全力を尽くしてまいりたいと考えています」

宮崎市では台風10号の影響で、大淀川南部や佐土原町で相次いで突風が発生。
宮崎市の8月30日までの調査で750棟で被害が確認されています。
具体的には半壊相当が19棟、一部損壊相当が731棟です。

宮崎市は8月31日から住宅が被害を受け帰宅できない人に一時的にホテルを無料で利用できるようにします。
さらに、市営住宅を原則3カ月、最大1年間、家賃などを免除して提供します。

現時点で60戸程度提供することが可能だということです。

９月1日午前9時からは、宮崎市役所本庁舎と佐土原総合支所でブルーシートの無料配布を行います。

また、8月31日からは突風被害の発生地域で災害ごみの特別収集が始まりました。