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2024年09月03日 18時48分

台風10号による突風被害 宮崎市の被災者「もう家に住めない」

自宅が被災した人たちは、仮の住まいを探しながら、先の見えない復旧作業を続けています。

宮崎市城ケ崎のこちらの住宅は、竜巻とみられる突風によって屋根が大きく剥がれるなどの被害にあいました。住民は「もう住めない」と肩を落としています。
(住民)
「リフォームはもう絶対無理。大工さんもできないと言われているので、壊すしかない…。解体してまたそれから考える。」

被災後は、親戚の家に身を寄せていたということですが、3日からは市の紹介でホテルに避難することにしました。
(住民)
「ちょっとほっとした感じ」また80代の夫婦が暮らすこちらの住宅では…」
(住民)
「この中も全部捨てなきゃいけないし、手の付けようが…。何からどうしていいか分からないです」
(住民)
「マンスリーマンションが空いているのが見つかって、きのうは4日ぶりに温かいお風呂に入った。契約があすまでだから、あす引き上げて、そのあとは近くに古いアパートを借りてそこで生活をする。年寄り2人で大変です。」

突風で車が壊れ「生活の足」を失った住民も多く、復旧作業に支障をきたしているだけでなく買い物など生活を送るのも厳しい現状です。
(住民)
「このあたりが交通の便が悪いんですよね。バスも1時間に1本ですよ。不便です。ちょっとした買い物にも行けない。それが現実…」

ホテルへの避難が決まったさきほどの住民は、なんとかレンタカーを手配することができましたが…。
(住民)
「(利用する)ホテルが結構街の方なので、そこに泊まってまた片付けに来ると、荷物を持ってバスに乗ってとかそういうのも大変。1台どうにか確保した。でもこれもあさってまでしか借りられない。」

宮崎市と県によりますと、宮崎市のホテルへの避難者は3日午後5時時点で44世帯115人いるほか、合わせて19世帯が市営住宅や県営住宅への入居の手続きを進めているということです。

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