気象庁は3日、8月29日未明の西都市の突風について「竜巻の可能性が高いと判断した」と発表しました。

西都市では8月29日未明の突風で、瓦が飛ばされるなど82棟に被害が出ました。
気象庁は3日、現地調査を行い被害状況を見て回ったり、住民から当時の様子を聞いたりして突風の種類やルートなどを確認しました。

調査を受けて気象庁は、3日午後6時すぎ西都市の突風について「竜巻と可能性が高いと判断した」と発表しました。風速は65メートルと見られます。

気象庁は、宮崎市佐土原町と赤江などでは「竜巻と推定」と見ていますが、西都市の場合は痕跡や目撃情報などから推定には至らない「竜巻の可能性が高いと判断」としています。