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2024年09月09日 18時47分

震度6弱地震から1カ月「これが直らん限りまた雨漏りするんじゃないか」屋根瓦の修復進まず次の台風に不安

8月の地震で、宮崎県日南市で屋根瓦が落ちるなどの被害にあった住宅の修復は、まだ進んでいません。住民は新たな台風の発生を心配しています。

日南市星倉にある酒井清文さんの住宅は、8月の日向灘での地震で瓦が剥がれ落ちました。停めていた自家用車も落ちてきた瓦で壊れ、廃車になりました。

瓦の修復業者が決まらない中、8月下旬には台風10号が。2階に雨が漏れ、夜中に一晩中、対応に追われました。

(日南市 酒井清文さん)
「バケツを5つとペットボトルを並べて雨除けはしたんですけど、夜中12時に1回水を取って、3時半に起きて、また取って、出来るだけ天井を濡らさないようにやったんですけど、それでも雨漏りしてます。」

屋根瓦の修復は、親戚を頼って福岡県の瓦業者が来てくれるめどがたちました。

(日南市 酒井清文さん)
「いつ瓦の修理が出来るか分からないということで、年内出来るかも出来ないかも分からなかったので、あれからすると少しはほっとしている状況です。しかし今後の台風がどうなるのかなと心配はしています。これが直らん限りまた雨漏りするんじゃないかと心配しています。」

日南市の瓦業者によりますと、日南市での修復の依頼は約300件にのぼり、この1カ月で20件程度しか終わっていません。修復への長期化は避けられないということです。

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