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2024年09月10日 18時48分

「タクシーが捕まりにくい」 観光地・宮崎市青島地区でタクシー配車実験

宮崎県内有数の観光地・宮崎市青島では「タクシーが捕まりにくい」という声があります。
現地では、10日からタクシーの配車実験が行われています。

(秦萌記者)
「10日から始まったタクシーの配車実験。青島の再開発が進む中、観光客の足の確保につながればと期待されています。」

年間約100万人の観光客が訪れる宮崎市青島。空港や中心市街地への移動手段としてタクシーの需要は高いものの、営業所がなく配車を断られたり到着するまで30分以上かかったりして不便だという声が観光客などから寄せられていました。

(ANAホリデイ・インリゾート宮崎 橋本誠取締役)
「呼んだのに予約が取れていないケースもあり、社用車で送るケースも結構あった。」

こうした事態を受け、青島観光連携協議会が宮崎市に改善を求め、宮崎市は県タクシー協会と連携し利用の需要を調べることになりました。
調査は9月23日までの2週間、午前10時から午後8時までで、青島エリアの6つの宿泊施設のうち3カ所に日替わりでタクシーが待機し、利用希望者がいれば宿泊施設を通じてタクシーを配車します。

(宮崎市観光戦略課 中原剛さん)
「観光客がいつでも動けるような形を理想としながら、課題解決に努めたい。」

(ANAホリデイ・インリゾート宮崎 橋本誠取締役)
「青島地域は非常に観光が盛り上がっていますので、さらに交通機関を充実させてお客様がもっと来ていただけるようにしたい。」

宮崎市は、今後タクシー会社や地元の商工会などを交えて協議会を立ち上げ、課題の解決を図りたいとしています。

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