高校生の文化の祭典・宮崎県高校総合文化祭が21日に開幕しました。
23日は宮崎市のひなた武道館で、畳の上の熱い戦いが繰り広げられました。

（今栖那菜記者）
「高校生たちの熱い戦いが始まっています！」

吹奏楽や書道、演劇など21部門で行われている県高校総合文化祭。
百人一首部門・競技かるたには県内19の高校から約150人が出場、初日のきょうは個人戦が行われました。

競技かるたは、最初の15分間で場にある50枚の札の位置を覚えます。
札が読まれ始めると読み手の声に反応し、相手よりも早く札を払いにいきます。
その姿はまさに畳の上の格闘技！。
1試合約1時間半、選手たちは、高い集中力で耳を研ぎ澄ませ、目の前の相手と向き合います。

（宮崎西高校　押川季乃主将）
「同校の対決とかも出てくるので、苦しい試合になると思うのですが正々堂々と戦いたいです。」

（宮崎大宮高校　黒瀬このみ主将）
「試合間の波が激しくて、取れたり取れなかったりそういうのでよく負けているので、安定して一勝を確実に取れるように頑張りたいです」

個人戦はポイント制で、上位4人が来年度の全国高校総合文化祭の出場権を獲得します。
県高校総合文化祭は9月28日まで行われます。