NOW ON AIR !
番組表
2024年09月30日 18時48分
出産した男児を放置 死体遺棄の裁判 都城市の女に有罪判決
自宅で出産した男児をゴミ袋に入れて遺棄した女の裁判です。
宮崎地裁は30日、女に懲役1年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、宮崎県都城市のアルバイト従業員・蒔崎凜被告22歳です。
判決文などによりますと、蒔崎被告は今年6月30日深夜から7月1日未明にかけて、自宅で出産した男児をゴミ袋に入れて自宅に放置した死体遺棄の罪に問われていました。
30日の判決公判で、宮崎地裁の船戸宏之裁判長は「刑事責任は軽くない」と起訴内容をすべて認定しました。
その上で「出産により心身の状態が悪くなり混乱した心境となる中で突発的に犯したとも考えられる」などとして、蒔崎被告に対し懲役1年執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
弁護側は控訴しない方針です。