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2024年10月02日 18時46分

海外の畜産業を学ぶ 高鍋農業高校の生徒が留学報告会

日本の畜産業に役立てるため、高校生たちが海外の現状を学んできました。高鍋農業高校ではこの夏、3人の生徒が海外に留学。2日は、在校生向けの報告会が開かれました。

(竹下凜アナウンサー)
「こちらでは、留学で学んだことの報告会が開かれていて、全校生徒は真剣な表情で聞き入っています」

高鍋農業高校ではこの夏、3人の生徒がオーストラリア、フィリピン、アイルランドにそれぞれ留学。畜産について学んだり、ボランティア活動に励んだりしました。

このうち、畜産科学科3年の足立英加さんは、飼育環境や飼料などを厳格に管理して、持続可能な畜産業を強みとするアイルランドに留学。2週間、現地の競り市を訪問したり、牧場での作業を体験したりして、「日本の畜産に対するイメージが変わった」と振り返りました。

(高鍋農業高校3年 足立英加さん)
「農業は海外がすべて進んでいるのではなく、その国の土地や気候に合わせて発展している。今までの技術や信念も大切にしつつ、日本だからこそできる持続可能な畜産を実現していく必要があると考える。持続可能な畜産を自分の経営で体現できるような肉用牛の農家になりたい」

高鍋農業高校では、報告会を通して、「在校生に留学への関心を高め、経営やビジネス面も視野に入れた農業を考える機会にしてほしい」としています。

10月2日(水)

10月1日(火)

9月30日(月)

9月27日(金)

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