宮崎空港での不発弾の爆発を受け、国土交通省は空港の安全を確認するための点検を来週中に始めることを明らかにしました。

宮崎空港では、今月2日、誘導路で不発弾が爆発し、直前には航空機が付近を通過していました。国土交通省は安全性の観点から過去に不発弾が見つかった全国の空港で地中にある金属を探す磁気探査を行う方針を示していました。

（斉藤鉄夫国交相）
「宮崎空港につきましては実施に向けた契約手続き等の調整を進めているところであり、来週中には磁気探査に着手できる見込みとなっております。」

点検場所は誘導路や滑走路などで点検は運航に支障がない夜間などに行い、期間は数日と見ています。

宮崎空港での10月2日の爆発では、誘導路の一部が陥没して滑走路が閉鎖され、89便が欠航となりました。